後々のトラブルを防ぐために 遺産相続について考える。

遺産相続のトラブルは一般家庭でも起こり得るもの。
トラブルを防ぐためにも、しっかりと理解することが必要です。

書相続となる財産とは

土地、家屋、現金、預貯金、貴金属や宝石類、書画・骨董、家財道具、株式などの有価証券、借地権・借家権などプラスとなる財産の他に、借金や未払いの税金などのマイナスの財産も対象になります。また最近ではデジタル遺品といって、パソコン内のデータ、ネット証券会社やネット銀行など取引資産(負債)が問題になることも。エンディングノートに口座名やパスワード、データの処分方法なども書き留めておくと良いですね。

相続人の範囲と順位

遺産は、配偶者と血族相続人が相続します。血族相続人には第1〜第3の順位があり、第1順位の相続人がいる場合は、以下の順位の人は相続人になれません。

相続の手続きと流れ

7日以内に本籍地若しくは死亡地又は届出人の所在地に死亡届を提出してから、遺言書の確認を行います。自筆証書遺言を勝手に開封すると、5万円以下の過料に処せられますのでご注意ください。家庭裁判所で検認手続きが必要となります。

相続税について

相続税とは、亡くなった人の財産を家族などが受け継いだ場合に、その取得した財産に課税される税金です。相続税は、財産を相続した全ての人にかかるのではなく、課税される相続財産の額が相続税の基礎控除(きそこうじょ)を超える場合にだけかかります。一般的に相続税を支払う必要がある人は10%未満と言われてます。

現在、相続税の基礎控除の額は、
3,000万円+(600万円×法定相続人の数)です。

相続人が配偶者と子供3人の場合の相続税の基礎控除
3,000万円+(600万円×4人)=5,400万円

監修/行政書士 青木 克博氏

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